水道水は安全!?水道水の残留塩素を除去する方法

 

そのまま飲める日本の水道普及率はなんと、97%以上です

 

 水道水は安全!?水道水の残留塩素を除去する方法

出典:厚生労働省「水道の基本統計」

地域別(都道府県)では、東京、大阪、沖縄などが100%の水道普及率で、(上水道・簡易水道・専用水道合計)他の地域でも90%以上の普及率があります。

こちらの詳細は厚生労働省「現在給水人口と水道普及率PDF」で確認する事ができます。

 

上水道・簡易水道・専用水道とは?

 

上水道・簡易水道・専用水道ってあまり馴染みが無い言葉ですが、役割(仕様)によって区別されています。
一般的には上水道(飲み水)下水道(汚れた水)の区別で日常生活に支障はありませんが、参考までに、上水道・簡易水道・専用水道について説明されているホームページに外部リンクを張っておきますので、興味のある方は、確認してみて下さい。

 

上水道(じょうすいどう)とは

上水道(じょうすいどう)とは、一般に飲用可能な水の公共的な供給設備一般を指す。上水道には単に「水道」という呼び方もあり、下水道や中水道などとの区別を強調する場合に上水道と呼ばれることが多い。

出典:ウイキペディア

 

簡易水道(かんいすいどう)とは

正式には簡易水道事業という。
給水人口101人以上5000人以下に給水する計画の水道事業のことで、主として農山漁村を対象とする水道である。
水道事業は独立採算を原則とするが、この場合には国庫補助が行われるため、区別していう。

出典:ウイキペディア

 

専用水道(せんようすいどう)とは

水道法において、次のように定められています。
「専用水道」とは、寄宿舎、社宅、療養所等における自家用の水道その他水道事業の用に供する水道以外の水道であって、次のいずれかに該当するものをいいます。
ただし、他の水道から供給を受ける水のみを水源とし、かつ、その水道施設のうち地中又は地表に施設されている部分の規模が政令で定める基準(口径25ミリメートル以上の導管の全長が1500メートル。および、水槽の有効容量合計が100立方メートル)以下のものは除きます。

・100人を超える者にその居住に必要な水を供給するもの
・その水道施設において、人の飲用、炊事用、浴用その他人の生活の用に供する1日最大給水量(1日に給水することができる最大の水量をいう。)が20立方メートルを超えるもの

出典:東京都福祉保健局 / 東京都西多摩保健所

前置きが少し長くなってしまいました。

 

日本の水道水はそのまま飲める!?

 

厚生労働省の平成27年度(2015年)、基本統計によると、日本における水道の普及率は全国平均で97%以上もある事が分かります。

日本で水道水と言ったら、そのまま飲料水として飲める水を意味します。

世界的にみると、水道の普及率が100%に達している国は、スイス、オーストリア、イギリス、スェーデン、フィンランド、ブルガリア、デンマーク、アメリカ、オーストラリア、カナダなどの欧米の国々です。

日本が97%の普及率である事を考えれば、100%を達成する事はすごい事ですが、その水道水を「安全に飲めるか?」、とゆう話になってくるとまた、別のお話になります。

日本では、多少味の差はあっても、水道から出る水は、殆どが飲料水としてそのまま飲むことができますが、水道が普及している国でも日本と同様にそのまま飲むことができるのかとゆうとそうではありません。

水道は発達しているが、飲料水として使用できない国も沢山有る事から、97%の普及率と、その水を飲料水として飲むことができる日本はかなり恵まれていると言えます。

 

水道水を飲める国はたったの15カ国とゆう事実

 

万国旗

 
日本の水道水は「水道法」により、非常に厳しい基準をクリアしなくてはいけません。

以下に参考までにリンクを張っておきますので、気になる方はどうぞ。
厚生労働省:水質基準項目と基準値(51項目)

この厳しい基準をクリアした日本の水道水は、世界でもトップクラスの安全な水といえます。

水道水はカルキ臭いと感じる事もあるかもしれませんが、日本の水が安全である為です。

浄水場で細菌を殺菌するために塩素を使用しています。

人体に影響はありませんが残留塩素がカルキ臭さの原因で、カルキ臭さのせいで水が不味く感じてしまうこともあります。

カルキは次亜塩素酸カルシウムのことで、塩素はカルキの原料のようなものです。

 

水道普及率97%以上って残りの約3%は?

 

水道普及率100%に届かないのには、水道が利用されている地域と、いない地域がある事が考えられます。

例えば、離島であったり、井戸水などの天然水の使用が考えられます。

インフラ整備が遅れているといった事では無く、元々日本は、上質な水源豊な国である事から、さほど水道を必要としない環境で生活をされている方々もいる事が考えられます。

水道に頼らなくても生活に必要な水を確保できれば、水道のインフラ整備に大金をかけて整備しても利用者が少なく、採算面からみて、水道の普及が遅れてしまう事もあるかと思います。

先ほど、日本では、水道水をそのまま「飲料水」として飲むことができると書きましたが、上質な天然水が、水道の蛇口から出てくるわけではない家庭が殆です。

砂漠で水が無ければ、生きるために泥水を飲むことも厭いませんが、直ぐに命の危機がない時、少しでも美味しい水を、安全な水を飲みたいと考えるのは人間の自然な欲求であるとも言えるます。
私たちが美味しい水を求めるのは決して贅沢な事ではありません。

なにせ、人間の体の殆どは「水」でできているのですから。

 

みなさんは普段どんな水を飲んでいますか?

 

水道水を一度沸騰させて冷まして飲んでいる人、ミネラルウォーターを買う人、ウォーターサーバーや浄水器を設置している人など飲み水にも色々な選択肢があります。

一方で水道水には塩素やトリハロメタンが含まれているという情報により、水道から出る水をそのまま飲む人は減ってきているようです。

公園など様々な施設にも水道が設置され、蛇口をひねればいつでも(飲める)水がでてきます。

日本て、改めてすごい国だなと実感してしまいます。

 

水道水は安全!?水道水の残留塩素を除去する方法

 

沸騰させる

 

  • 蓋をせず沸騰させる
  • 電気ケトルやポットは使わない
  • 10~15分沸騰させる

 

沸騰させる時間が非常に長いですが、これには理由があります。

短時間の煮沸ではトリハロメタンが増加してしまうからです。

※10分以上の沸騰で除去することができます。

トリハロメタンは、塩素消毒の際水中に有機物が含まれていると生成されてしまうもので、発ガン性が疑われる物質です。

WHOよりも厳しい日本の基準値では煮沸によりトリハロメタンが増加したとしても安全性に全く問題は無い量ではあります。

 

浄水器を設置する

 

イオン水を作れるものや、軟水を作れるものなどあらゆる浄水器が市販されています。

どのような浄水器でも殆ど、塩素を除去する機能は付いているので問題ないと思いますが、一応調べて下さいね。

 

浄水器を設置するメリット/デメリット

 

設置のコストがかかる事と、フィルター又はカートリッジの交換などが必要になりますが、日々の手間がかからない点では効率的です。

フィルターによりサビなどの不純物も除去出来ます。

 

レモン(ビタミンC)を入れる

 

レモンにより塩素が分解されます。

ビタミンCが含まれるものであれば代用でき、ビタミンCの粉末(飲み水に使う場合は食用のビタミンC)はドラックストアなどで手に入りますし、レモン果汁を数滴入れるだけでも効果は得られます。

 

炭を入れる

 

消毒した炭や塩素除去用に市販されている炭を、水の中に入れ1日おきます。

炭には小さな穴が無数に空いていて、その穴が不純物を吸収して塩素を除去できるのです。

 

汲み置きをする

 

日光に当てることにより、次亜塩素酸が塩素と酸素に分解されます。

屋外で6時間以上置くと効果があります。

分解された塩素が気化されるように密閉せずに置いておきましょう。

屋外で密閉せずに置くので、ホコリなどが入らないように工夫するか、このお水は飲み水には使わないほうがいいかもしれません。

水道水をコップに汲んで、少しの間置いておくだけで塩素は気化して抜けていきます。

すぐに飲まずに、汲んでから一息置くといいですね。

 

緑茶を通す

 

茶葉にもレモンと同様の効果があります。

水を容器に入れる際、茶葉に触れるように入れてみてください。

あまり長時間茶葉が水に浸かっていると、お茶の味になってしまうので気を付けてください。

 

まとめ

 

日本の水道水は安全で、世界と比べても美味しい水です。。

塩素を取り除くことで気になるカルキ臭が無くなり飲みやすくなります。

肌の弱い人はお風呂の水がピリピリすると感じることもあるようですが、同様に塩素を取り除くことで軽減されるようです。

飲み水の塩素を除去すると、細菌が繁殖しやすくなります。

数日中に飲みきれるように1度に塩素を除去する量を調整しましょう。