水道水から赤水が!安全性や水道管に問題はある?

水道水から赤水が!安全性や水道管に問題はある?

 

生活に必要不可欠な水は安心安全でなければ困ります。

 

こちらの記事で紹介したように、日本の水道水の基準は非常に厳しく安全で美味しいことがわかっています。

 

水道水は安全!?水道水の残留塩素を除去する方法

 
しかし、何気なく使用している水道水が無色透明でなく赤茶色になるとどうでしょうか?

驚くと同時に、水道水の安全性を疑うと思います。

水道管の内部を肉眼で確認することはできませんが、ほぼ確実に水道管内に赤サビが発生しています。

放置しておくと水道管全体を傷め、漏水にも繋がります。

 

赤水の原因

 

朝一番や外出からの帰宅時に赤茶色の水が出ることがあります。

これを「赤水」と呼びます。

 

赤水は、赤サビが原因

 

赤水の原因となる赤サビは、通常の黒サビと違い非常に脆く水に溶けやすく進行が早いのが特徴です。

水道水は殺菌及び雑菌の繁殖を抑えるために塩素を混入する必要があります。

塩素は強力な酸化剤として、金属系の水道管をサビさせます。

赤水は金属系の水道管の内部が劣化したり、サビて剥離した鉄が水に溶け出します。

近くで水道工事があったときや、火災で消火栓から大量の水を使用した時にも一時的に付近の配水管からサビや汚れが出る場合があり、それが原因で宅内の水道水に赤サビが混入する事があります。

水を1分程度出し続けると透明に戻る時、及び、近隣の家には赤水の現象がないときは、給水管に原因があると考えられます。

この現象は、築年数の長い家の水道管で良く見られます。

近隣の家にも、赤水の現象がある時は、配水管(本管)に原因がある可能性が高いです。

マンションなどで受水槽がある時は受水槽内部のサビが原因かもしれません。

 

気になる、赤水の安全性は?

 

少量の赤水を、飲んでしまっても、鉄は吸収率が低く殆どが排出されてしうため、直ぐに健康に影響する事はありません。

しかし、鉄分を必要以上に長期間摂取することで「鉄過剰症」になることがあります。

「鉄過剰症」は肝臓機能の低下を招き、肝臓に係る様々な病気の原因となる為、注意が必要です。

乳幼児には特に注意が必要です。

 

1日に必要な鉄分の摂取量の目安(参考)

 

  • 成人男性で 1日10mg
  • 成人女性で 1日12mg

 

と言われれています。

※男性より、女性の方が多いのは、生理などで男性に比べて鉄分が不足しがちになる為です。

※水道水の水質基準は1リットル当たり0.3mg以下ですが、鉄が0.3mg以上含まれていると水が赤く変色して見え、味も悪くなる為すぐに気付きます。

 

配水管が錆びる事で起きる給水トラブル

 

水道管イメージ

 
赤水が発生するとゆう事は、水道管(給水管)が錆びてしまっている可能性が高いです。

水道管(給水管)が錆びてしまうと赤水以外にもトラブルが発生します。

水道管の腐食により、亀裂が生じ、漏水を起こしてしまったり、

給水管内部の錆が原因で発生する「錆コブ」は、水の出を悪くしたり、つまりの原因となってしまいます。

水道管(給水管)を取り換える以外に改善の余地がないほどに赤サビが進行してしまうと、大掛かりな工事が必要になります。

 

以下の様な症状がある時は注意が必要です。

 

  • 水がまずく感じる
  • 水が鉄の味がする
  • 水が臭う
  • 水の出が悪い
  • 洗面台や便器に赤い跡が付く
  • シャワーの勢いが弱くなった
  • トイレタンクに水が溜まるのに時間がかかる
  • 洗濯物に赤やオレンジの色が付く
  • 数日ぶりに水を使うと赤い水がでてきた
  • 水漏れが起きた

 

当てはまる項目が多いほど注意が必要です。

異常を感じたら原因を調査し、配管を交換するなどの対応が必要でしょう。

 

まとめ

 

  • 赤水チェックに当てはまる項目がある場合は調査が必要
  • 1分程度出し続けると無色透明の水に戻る場合は、無色透明になってから飲料用に使用する
  • 赤水は水道管劣化のサインです
  • 古い給水管は交換も検討する